湘南中央法律事務所のblog

湘南地域を愛する弁護士とスタッフのブログです

男のこだわり

高校生のときから同じ床屋に通っています。ここ10年ほどは2週間に1回のペースで行っており、冠婚葬祭の前や旅行前、空手の審査会の前、年末にも追加で行きますので、年間30回弱は行っている計算になります。

床屋には2人の強面のお兄さん(25年のお付き合いなので、お互い歳をとりました)がいて、どちらかが切ってくれるのですが、「いつもどおりでいい?」「はい」で切ってもらうので、なんと、高校生のときから同じ髪型なのです。先日、パスポートの更新に行った際、パスポートセンターの方が10年前の私の写真をみて、「全く変わってないですね~」と言ったほどです(笑)。

なぜ、25年間同じ髪型にしているか。もちろん、自分で気に入っているとうのが大きな理由ですが、「たまにはイメチェンしてみようかな」と思わないのは、私とつながりのある皆さんの安定感・安心感を大切にしているからでもあります。「髪型変えたんですか?何だか印象変わりましたね」と言われるのは、「不安を感じる」と言われたのと同じだと思っています(「また胸板が厚くなりましたね~」というのは褒め言葉と受け取っています(笑))。笑点林家木久扇さんが赤い着物を着ていたら違和感ありますよね?当たり前のこと(もの)が変わると、結構ストレスを感じるものです。

なぜ、25年間も通い続けているか。もちろん、他の床屋や美容院では私好みの髪型にならないというのもありますが(普通の刈り上げですけどね)、心地良い一時を過ごせるからだと思います。長い付き合いなので、お互いの家族構成や趣味、出来事(親兄弟が入院した、子供や孫が産まれた、旅行したなど)はよく知っているのですが、お互い名前は知りませんし、職業も知られていません(仕事のことを聞かれたことはありません)。お客さんとのコミュニケーションは大切ですが、友達ではありません。超えて欲しくない一線があり、それを侵されるとたちまち居心地が悪くなってしまいます。

職業柄、根掘り葉掘りお話を伺う必要がありますが、心地良く過ごしていただけるよう、スッキリしてお帰りいただけるよう心掛けております。

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