湘南中央法律事務所のblog

湘南地域を愛する弁護士とスタッフのブログです

美しい日本語を使う

急に涼しくなりましたね。

街は総選挙とハロウィン一色です(二色かな)。

 

さて、日常生活で、美しい日本語を使うことを意識していますか?

私は、美しい(正しい)日本語を使おうと心掛けています。

私が気になる言葉は、

●「ら抜き言葉

これは説明不要ですね。

●「ご持参」

「持参」は、持っていくの謙譲語ですので、それに「お」を付けても尊敬語にはなりません。正しくは、「お持ち下さい」です。

●「印鑑」

「印鑑」は、印(印章、判子)を押した印影(の登録簿)のことですので、象牙や木などで作られた押す方の物を印鑑と呼ぶのは間違いです。「印鑑をご持参下さい」などと言われると・・・。

●「~させて頂く」の多用

間違いではないのでしょうが、「~させて頂く」を連発されると気持ちが悪いですね。そんなにへりくだる必要はないと思うのですが・・・。

●「違和感を感じる」

これも間違いではないのでしょうが、「感」が重なるので、例えば、「違和感がある」とした方がスッキリします。

●「申し訳ありません」「滅相もありません」「とんでもありません」

「~ございません」としても同じです。どれも、「申し訳ない」「滅相もない」「とんでもない」という言葉ですから、語尾を変えてはいけません。正しくは、「申し訳ないことでございます」「滅相もないことでございます」「とんでもないことでございます」です。でも、分かっていてもこんなに長い言葉は使いづらいので、私は、「申し訳ないです」という感じで妥協しています(笑)。

●「~になります」

「こちらが商品になります」「お会計は1000円になります」などです。「変身するのかい!」と突っ込みたくなります。

 

●「おミツです」

時代劇や時代小説をみていると、例えば、ミツという名前の女性が自分の名前に「お」を付けて名乗っていることがよくあります。それなりの小説家の先生でも付けているので困るのですが、名乗るときは「ミツです」が正しく、他人が呼ぶときは、「おミツさん」「おミッちゃん」です。

 

「言霊」というくらいですから、発する言葉は疎かにしたくないものです。

美しい(正しい)言葉を心掛けていますので、是非ご相談下さい。

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